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お茶席にふさわしい着物

昨日は、お茶の炉開きでした。
炉開きはお茶の世界ではお正月と言われるお祝いの日。
少し改まった気持ちで付下げを選びました。

晩秋にふさわしい抹茶色の付下です。
もちろん、こんなおめでたい日は袋帯の二重太鼓で。
無0題

お茶席の着物にはいくつか決まりごとがあります。
やはりわびさびの風情を大切する意味でも、
結婚式や披露宴に出席するような派手な装いは避けます。

長襦袢の衿は白。色半襟はしない。
伊達衿はしない。着物も派手なものは避ける。
何かの拍子にお茶碗を傷つける恐れのあるものは身に付けない。
時計や指輪は当然のこと、かんざし、帯留めなどもご法度です。
長い爪も、お茶碗の繊細な絵付けを傷つける恐れがあるので、
短く切りそろえたほうが無難ですね。

それと・・「わびさび」の観点とは違った意味でも、
裾模様に繊細な刺繍があったり、
金彩や引箔、絞りなどが施されている豪華な訪問着や付下げは、
お茶席ではお召しにならない方が・・と思います。ハイ。

というのも、お茶席では「にじる」という動作がつきものだからです。
「にじる」というのは、座ったまま膝を畳にすりつけながら、
前に出たり、後ろに下がったり、左右に移動したりする動作なのですが、
お点前の亭主なら、正面(手前座)から、
お客様の方(客付)に向いたりする動作を頻繁に繰り返します。
お客で席入りした場合も、最初に膝をついて、にじって座敷に入ります。
お正客であれば、お茶碗を取りに出たり、
拝見物を返したりするときに、ひざ下を畳に摩り付けて移動します。

もし、裾模様に刺繍や金箔、絞りなどが施されていたら、
摩擦で糸が切れたり、箔がはがれたり、絞りが伸びてしまったり・・
濃い色の色無地でも、にじる動作を頻繁に繰り返せば、
着物の表面が擦れて、白っぽく毛羽立ってしまう程です。
着物にとって、にじるという動作はかなり過酷な動作なんですね。

お茶席で裾模様のある訪問着や付下げなどを着る場合は、
膝より下の裾模様に凝った細工のないものがおすすめです
この日の私の付下は、膝より上に引箔と刺繍が施されているもの。
裾は染め模様になっていますので、毛羽立ちも目立ちません。

着てみたい着物と、その場にふさわしい着物と
時と場合によって違うんですね。
その場に居合わせる方に対しての配慮も必要。
でも、着物にもちょっとした配慮をすることで、
大切な着物を長~~く楽しむことができますよ。
着物や帯は「出会い」だとよく言われます。
せっかく出会った着物ですもの、たっぷり愛してあげましょう






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Author:谷内
宇治と京都市内で、きの前結びの着付け教室を開いています。
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随時 無料体験教室を開いています。お気軽にご参加ください。

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