着崩れ対策

今日は着崩れ対策について。

着物を着た段階では、バッチリだったはずなのに・・
時間の経過とともに、あるいは、あちこち動き回っている間に、
気づいたら着崩れていたなんてことはありませんか。

ですが、それは当たり前のことです
着物を着た芸能人が、動かないことを前提とした着付で、
着崩れないようにキツキツに締め付けて
まるでお人形さんのように、
チンと椅子に座ってテレビ出演している分には、
着崩れなどするはずもないでしょう。

ですが、私たちはたいてい、着物を着て動きます。
着崩れはつきものと思って間違いありません。

例えばある日の私。今日は講師研修。
大きな玉足つきゴロゴロ鞄(で通じます?)には、
袋帯2本、振袖用の着付け道具も入っています。
重い鞄を引きずりながら坂道を下り、駅まで歩く。
そして、その重い鞄をヨイショと持ち上げて駅の階段を上り、また下りて。
電車に乗れば、座るところもなくて。
人ごみにもまれて、やっと現地到着。
鏡を見れば、重い鞄の上げ下げで、脇は少し弛み気味。
人に押されれば、帯も歪みましょう。

ある日は、お茶のお稽古。
袱紗、古袱紗、懐紙を胸元に突っ込みます。
そう、突っ込むという表現がぴったり。
着付の段階ではピッシリ合わせた胸元ですから。
お点前の最中は、座ったままの状態で、
何度もにじって、右に左に身体の向きを替えます。
と同時に、何度も立ったり座ったり、
頭も下げたり上げたりを繰り返します。
否応なしに、胸元、着物の裾は乱れ気味。

こんな風に、動けば着崩れるのは当たり前。
でも、着崩れたら、直せば良いのです。
これだけで、ずっと綺麗でいられます

でも、着崩れの直し方を知らなければ
だらしなく着崩れたままです
ここが大きな違い、着姿の差となって表れるんですね。

脇がたるんできたら、背中のシワを取り、
前脇の弛みは後ろに倒して、上下の弛みは帯の中に。
その時、帯揚げを結び直しても良いでしょう。

上前の衿が開いてしまったら、おはしょりを軽く引いて直します。
裾が開き気味になっていたら、衿先を定位置に戻して引き締める。
下前が落ちていたら、左身八つ口から下前の衽あたりを引き上げる。
着つける段階で、着崩れが簡単に直せるようにしておくのがコツです。

もちろん、着付の段階で、
着崩れしない着付を心がけることも大切なことですよね

後ろ衿がかぶさってくるのは、抜き衿が足りないか、
あるいは、長襦袢、着物の衿を前に引きすぎたから。
襟を合わせるときは、前に引っ張りすぎないことがコツですね。

お太鼓にシワができたり、垂れが跳ね上がるのは、
お尻から腰の窪みにかけての補正が足りないから。
お太鼓の形は後ろ姿の見せ所。
窪みを補整すれば、お太鼓も美しく整います。

着付た段階で裾すぼまりでなければ、
時間がたてばスカート状態に。
下前はシッカリ上げておきましょう。
やみくもに引っ張り上げると、シワができて上前にひびきます。
教室ではどの位置からどのくらい上げると良いかもご指導しています。

衿のシワは半襟を付けた段階で歪みがあったり、
あるいは、着物と長襦袢の衿幅が合わない場合も、
シワが出やすくなりますから、着る前に要チェックです。

着付ができるということは、
着崩れを直す方法も知っているということ。
ぜひ、皆さんも着崩れを恐れず、
「崩れたら直す」で、着物を気軽に楽しんでぐたさいね。





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Author:谷内
宇治と京都市内で、きの前結びの着付け教室を開いています。
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随時 無料体験教室を開いています。お気軽にご参加ください。

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